2回目の車検(5年目)の費用は高い?
新車を購入して5年目は、2回目の車検が来る時期です。
初回の車検ではそれほど費用がかからなくても、2回目の車検は非常に高くなる可能性があります。
この記事では、車検費用が高くなる3つの理由をわかりやすく説明していきます。
また、2回目の車検を通すか買い替えるか検討されている方も参考になるのでご覧ください。
2回目の車検費用が高くなる3つの理由とは?
1.エコカー減税が適応されなくなる
エコカー減税は環境性能に優れた自動車に対して税的優遇を受けられる措置です。
初回の車検時は、エコカー減税によって自動車重量税が25%〜100%減税されたため、比較的安く車検を通すことができたのです。
しかし、2回目の車検はこの減税措置は受けられませんので自動車重量税は丸ごとかかります。
2.メーカー保証が切れる
メーカー保証には、大きく一般保証と特別保証があります。
- 一般保証:消耗品を除く全ての部品に適用(新車登録から3年間または走行距離60,000kmのどちらかが早い方まで)
- 特別保証:車の走行や安全に関わる重要部品に適用(新車登録から5年間または走行距離100,000kmのどちらかが早い方まで)
初回の車検では、ほとんどの場合がメーカー保証で対応してくれますが、2回目の車検では保証適用外となる場合も多いです。
そのため、ユーザー負担する部分が発生し車検費用がかさみます。
3.法定以外の消耗パーツ交換も増える
丸5年たつと、走行距離にかかわらずクルマの劣化や傷みが出てきます。
基本的に、消耗品に関してはすべてがユーザー負担です。
例えば、エアクリーナーエレメント・ブレーキオイル・LLC(冷却液)・バッテリー・タイヤなど、5年サイクルで交換しておきたい消耗品やパーツは数多くあります。
これらを交換した場合、車検にかかる法定料金以外に約10万〜20万の出費となります。
上記の通り、2回目の車検は、初回よりも費用がかさむ傾向にあります。
車検が来る時期は予め分かっているため、余裕を持って見積もりをとるなどして、車検費用+αの準備を進めることが重要です。
2回目の車検は買い替えのタイミング?
費用がかさむ2回目の車検時は、買い替えを検討する人も多くなります。
それは、まだまだ買取価格が期待できるタイミングだから!
車検を通して2年乗ったら丸7年・・下取り、買取価格は相当厳しくなります。
高く売れるなら、このタイミングで買い替えるのもアリですよね。
あまり知られていませんが、中古車の査定額に車検の残り期間は大きく影響しません。
車検を通してからよりも車検前に乗り換えたほうが断然オトクです。
まずは、このタイミングで愛車がいくらで売れるのか調べてみるのがオススメ!
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買い替えを検討しているなら、この機会に愛車の価値をチェックしておくといいですよ。
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